高齢市民が活躍するための社会技術研究会 講演会














































定款に記載された名称

特定非営利活動法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会
英語名(Internation Biophilia Rehabilitation Academy)


定款に記載された目的


本会は、人口構造の変化に伴う課題解決のため、高齢になった団塊世代の社会貢献を可能にする社会技術に関し、リハビリテーションによる寝たきりからの自立獲得事実を基礎に、医学・工学・社会科学・哲学など複合領域の研究を行い、領域横断的な研究により有効な社会技術を確立し、それを現実化し、成果普及の活動を行い、もって社会を支える若年労働者と同様に高齢者が社会へ寄与しながら生活可能な高齢市民社会確立に資することを目的とする。



人口ピラミッドが逆転する少子高齢社会で、人々が自立した日常生活を送るためのトータルな生活設計が可能な社会技術(リハビリ器具や訓練システムを含む産業・政策・哲学など)を研究開発しています。

滝沢茂男理事長がすでに研究に携わっていた1990年代に社会保障関連経費の旧厚生省による2025年予測は385兆円でした。
今の予測は162兆円です。そこでは高齢者が若い世代に比べ1人当たり約5倍の医療費を使います。
3大死亡原因(癌・心疾患・脳血管障害:脳卒中)について、今後改善が期待できます。また脳卒中については医療技術の向上により死亡が減り、後遺症を残す事になります。


年金や保険料に影響を与える高齢者の余命について考えると、平成16年厚生労働省による簡易生命表では女性が85.5歳、男性が78.6歳で男女共世界一でした。
さらにアメリカに於ける日本人の平均余命の予測は83%以上の確立で90歳以上まで生きるようになるとしています。
65歳から平均寿命(80歳)で死ぬまで老国民が使うお金は厚労省の予測141兆円をもとに、単純な比で考えても私たちが90歳まで生きると235兆円かかります。

誰がどのように負担するのでしょうか。


皆さんの持つ不安を少しでも解消できるように、2006年、「自立社会構築のための機器普及プロジェクト」は神奈川県社会福祉協議会を通じた2006年度独立行政法人福祉医療機構高齢者・障害者福祉基金助成事業としてこれまでの研究の成果を基にした講演会を開催しました。
会は大変好評をいただき、全国から報告書を求められています。
「NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会」はその結果として生まれました。

皆さんの研究と実践への参加を期待しています。